私は九州生まれですが、小学校から大学卒業まで大阪で育ちました。
大阪人の事が好きか嫌いかは人の感じ方ですから何ともいえませんが、ただ商売人を育てる土壌は間違いなくあると感じましたね。大阪の事が嫌いな人も、ことビジネスという観点では参考になるものがあるので我慢してきいて下さい(笑)。
昔の大阪商人の店は大変暗かったそうです。暗い店舗でなんで商売上手?理由は「明るいと商品のあらが目立つ」「畳が痛むのがはやい」等々らしいです。ことの真偽は定かではないですが(笑)。
基本的にはまず節約家ですね。「しまりや」という意味で「けち」とは違いますよ。要は無駄な事には金どころか舌もださないということです。ですからこんな大阪人を客にする食物屋さんは大変ですよ。
「早いの」「美味いの」「安いの」の三拍子が揃わないと絶対に繁盛しないんです。ですから昼飯時に列で待たされても、待っている間に注文をとりにきて、席に着く時には注文したものがでてきます。
お客さんへの相席の要求は当然のことながら、「この兄ちゃんもうすぐ食べ終わるから、この後ろにたって待っとき!」という仕切り上手なおばさんが必ずいます。
とにかく「いらち」(短気)なお客さんを待たせないことに気をくばります。
又、客も慣れたもので「安うて、うまいもん食べさせてもらっているよってに」という自覚があるので協力的です。大変互助の精神があります(笑)。
串かつ屋で「ダーク」といえば何のことか想像つきますか?
串かつ屋には立ち食いが多いんです。椅子を置くよりたくさんの人を収容できるし、立ってるから長居ができず、客の回転がいい等々の実に合理的理由があうようです。
混んでないときは客は前を向いて食べます。混んでくると主人が「ダーク」といえば体を斜めから横に向けて、一人でも多くはいれるように協力します。昔、男性コーラスで「ダークダックス」というグループがこういう歌い方をしていたことが由来だそうです。
さて次の大阪人の特徴は、いい格好をしないということです。じつに実利主義です。笑い話を一つ紹介します。本当かどうかは定かではないですが(笑)
東京、大阪、名古屋の出身者3名でタクシーの支払いをする時。
「俺が払うよ!」というのは東京人。
「割り勘にしようよ」というのは大阪人。
そのやりとりを聞きながら口をださないのが名古屋人。
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