経営者のよき相談役として
経営者は孤独です。なぜならば最終決定は一人で余儀なくされる機会が多いからです。従い補佐人の存在が絶対に必要です。
「本田宗一郎に藤沢武夫」が、「松下幸之助に高橋荒太郎」が、そして「豊田喜一郎に石田退三」という名補佐役がいたように。
このような方が既に社内におられるなら当社の必要はありません。もしおられないようでしたら、そのような役割の一端を担いたいと考えます。
お前に何ができるんだ!という疑問があろうかと思います。
私はMBAを取得しているわけではありません。学者や評論家のように卓越した経済理論を語れるわけでもなく、経営指標にやたら横文字を使うことも得意ではありませんし、好きでもありません。
私は理論家ではなく実践家でありたい。自分の経験による勘を大事にしたい。私が策をさずけなくなくてはならないような、無策な経営者などいないと思います。問題は選択する策が最上の策かどうかだけの問題です。
松下幸之助氏の経営理念をもとに
私の判断基準は松下幸之助氏の考えの上に成り立っています。経営者というだけでなく人間としても尊敬しているからです。松下幸之助氏の事をいまさら説明するのも失礼な話ですが、私の考えの背骨になっている言葉があります。
「今、僕が総理大臣だったら、実業家を皆集めて『皆さん、値上げをしたらあきませんよ。しかし値を上げんでも儲かる方法はあるはずです。それを考えて仕事を生み出しなさい。そうしたらいくら儲けてもかまいませんよ。知恵がいりますよ。努力がいりますよ。しかしそれをやってください』こう言います。」
企業はあまり儲けてはいけない!と叫ぶ人達がいる。しかし企業が儲けなければ、国に税金がはいらない。「儲けたらいかん」といって困るのは国であり政治であるのに、その決まりきったことがわからない。
「もっと値を安くせよ。しかし儲けないかんぞ」こういう論法で進めていくのであれば、そこに創意工夫が生まれ、発明が起こってくる。
企業や、あるいは労働者の犠牲のもとで値が下がるというのでなく、こうして値をさげなければいけないと思う…という内容です。
私は常に判断をせまられた時、まず自分のエゴを優先していないか自らの頭を叩き、松下幸之助氏であればどう判断するだろうかと考えてきました。お陰で大きな判断ミスをせずにここまでこれたと感謝していると同時に、この第二の人生のスタートも幸之助氏の考えに影響受けること大です。
従い、私が今まで経験したことのない業界であったとしても、根底にある経営者の判断基準は同じと考えておりますのでどの分野の経営者の方のお役にたてると信じております。
もし幸之助氏の経営判断・考え方に疑問を持つという経営者の方がおられるなら、残念ながら私はお役にたつことはできません。
ところで皆様 夢をもたれているでしょうか?又、経営者が夢を持つことの重要性・必要性をご理解いただいているでしょうか?
夢のない人に目標なく、目標のない人に計画なく、計画のない人に行動なく、行動ない人に成果なく、成果ない人に自信なく、自信ない人に夢はない…これを「夢サイクル」といいます。
即ち、経営者に夢がなければその企業は衰退の一途をたどります。ですから、経営者の方には絶対に夢を持って頂かねばなりません。その上で、夢の実現のための決意をし、行動に移す場合に社員全員にそのメッセージをはやく伝え社内統一をはからなければなりませんが、これもまた大変難しいことです。
なぜなら経営者の思いを正確に且つ熱く伝えるパイプ役の存在が絶対不可欠だからです。
当社は人材育成を第一義として社員一人一人を理解した上で、「経営者との相談役」並びに「経営者と社員とのパイプ役」をも担い、経営者の夢の実現の応援をさせていただきたいと思います。
新規ビジネス開拓のご相談
又、経営戦略面では新規ビジネス総合開発の相談を担いたいと思います。
1)新規商品開発協力
2)新規顧客開発協力
3)新規ビジネスモデル創造協力
新規ビジネス開発は、私が長きの企業人生活で培ってきた最も得意とする分野です。しかしここでその実績を羅列することには何の意味ももたないとも考えました。
なぜなら、その実績は日商岩井という企業のネームバリュー、資金力に裏付けされたものであり、当社が担当させていただく企業にそのまま適用される可能性は非常に低いものであると考えられるからです。
従い、せろり企画という知名度も、資本力もない会社にて新規事業に取組み、その進捗状況を報告させていただくと共に、私の能力の判断材料にしていただこうと決心しました。
かって「経営スクール」に参加して感じたのは、講師はあくまで理論家・評論家であって事業家ではないということでした。私はこれではいけないと考えます。無責任な傍観者にだけは絶対になってはけないと考えます。
幸之助氏の言葉に「塩の辛さはなめてわかる」というのがあります。
「たとえば水泳の先生が、3年間講義をしたとする。それでその講義をうけた生徒はすぐ泳げるかといえば、そうではない。塩の辛さというものも、なめさせることをしないで辛いぞ、といってもわからない。それはなめて初めて塩の辛さやな、とわかる」
実学、つまり耳学問であり「体学問」の大事さを説いたものです。
私はいつまでも塩の辛さを知っているコンサルタントであり続けたいと願い、その為にも、今後とも新規の事業展開をチャレンジし続けます。
最後に「新規事業紹介」は事業責任者の所信表明、且つこの新規事業の対象ユーザー向けのメッセージの発信になっておりますので、紹介といいながら文体、内容が経営者の方にとっては簡潔になっていないこと、ご理解下さい。 |